Phantasy Star Online 2 ―― 酒井智史と木村裕也が語る『課金』の実状
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昨今のゲーム業界において隆盛を極める『基本無料』のビジネスモデル。
その代表格たる『Phantasy Star Online 2 (PSO2)』の
酒井智史プロデューサーと木村裕也ディレクターへと、
とあるゲームメディアが『基本無料のビジネス』をテーマとしてインタビュー。
こちらのインタビューによって、表沙汰に語られることの少ない
『課金』にまつわるデータが浮き彫りに。
収益の核となる『プレミアムセット』の課金率が赤裸々に語られたワケですが、
真に注目すべき発言は『別のところ』にあるようです (’-’+
※ 12月12日にメディアが報じた、PSO2開発者インタビュー
※ 特筆すべき事項のみ、原文まま一部のみ引用 (改変なし)
※ インタビューの掲載誌は、記事末端の『関連リンク』を参照
課金しているユーザーの比率は言えませんが、
課金しているユーザーの半分は
プレミアムセットを購入してくれています。
本当はもう少し割合が上がってくれるとうれしいのですが。
やはり安定しますからね。
ここは当初の計画より低いところです。
『PSO』はもともと
月額のオンラインタイトルとしてやってきたシリーズですし、
プレミアムセットは月額課金のような見えかたの商品なので、
我々の想定としては、
課金ユーザーのほぼすべてに近い方がプレミアムセットを購入して、
そのうちの一部の方がスクラッチを購入する、
という感じかと思っていたのですが。
でも現状は、スクラッチを購入する方の半分くらいが、
プレミアムセットを購入する、という感じで、
そこは予想と逆転していますね。
おそらく、課金をしなくてもゲームが遊べてしまうし、
セットの内容を個別に購入することもできるので、
プレミアムセットにあまり価値がないと
判断されているのかもしれません。
価値を上げるのは簡単なんですよ。
『いろいろなものが何%ずつアップします』とするだけですから。
ただそれをやってしまうと、
無課金の方と、課金の方の差異が、
どんどん激しくなってしまう。
それはあまりやりたくない、
というのが我々の考え方なので、そこを守りつつも、
もうちょっとプレミアムセットを買ってほしいな、というところで……
いま、けっこうがんばって考えています (笑)
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(C) SEGA
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木村Dが語る『予想と逆転』のくだりもミソ
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うっかり言ってしまったね (・ω・)
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