Phantasy Star Online 2 ―― オンラインゲームのメッカから『評価』の声
|
韓国のゲームイベントとしては最大級を誇る『G-Star 2011』が、2011年11月13日に閉幕。
オンラインゲームのメッカたる韓国に相応しい、オンラインゲーム中心のお祭り騒ぎ。
こちらのイベントに、オンラインゲームの
代名詞たる『Phantasy Star Online 2 (PSO2)』が
出展され、ハングルに翻訳された
『韓国版』が参考出展されたことは既報のとおり。2013年を目処に、
アメリカやヨーロッパなどといった欧米諸国において
『欧米版』がサービスインを迎えることも相まって、
にわかに『韓国版』の正式発表の期待感も高まりつつある昨今。
このような折り、韓国のメディアが『PSO2』のレビューを掲載。
オンラインゲームのメッカたる韓国が値踏みする、
この『PSO2』というタイトルの評価とは…?
※ 7月25日に韓国のメディアに掲載された『PSO2』のレビュー
※ レビューの中から、本作の『長所』と『短所』をピックアップ
※ レビューの原文は、記事末端の『関連リンク』を参照
→→→ 韓国のオンラインゲームの『大規模戦闘』のような、
ド派手な演出は味わえない。
→→→ 日本特有とも言える、
そらぞらしいキャラクターやストーリーに拒否感。
→→→ 1人で黙々と目標をこなす『マターボード』や、
制約の厳しい『クライアントオーダー』や、
狙ったエネミーを狩れない『ランダムフィールド』など、
韓国のユーザーには受け入れ難いシステム。
→→→ 日本特有の洗練されたゲームデザイン。
NPCの効率的な配置など、
クエストとシップを往来する設計にも無駄が無い。
→→→ シリーズを通じて培われた、充実した『SF』という世界観。
→→→ 韓国のオンラインゲームと比較しても遜色ない、
とても美麗なグラフィック。
→→→ 『キャラクタークリエイト』が非常に直感的。
→→→ 『インタラプトイベント』によって退屈しない。
→→→ 『ガードキャンセル』や『ステップ』など、アクションも充実。
→→→ オンラインゲームというより、
アクションRPGをマルチプレイするような、斬新な感覚。
1人でも楽しめるオンラインゲームをオススメするとしたら、
『PSO2』の名前を挙げたい。
|
記事中では一部割愛させていただきましたが、否定的な意見は
『マターボード』へと集中。ランダム性が強く、
マターの回収に四苦八苦するという仕様が、
韓国のユーザーにとっては受け入れ難いものなのだとか。同じく
『ランダムフィールド』の欠点として、狙ったエネミーが狩りにくいという指摘もあり、
ローカライズするうえでは一つの課題となりそうです。
しかし、肯定的な意見も少なからず、総評としましては、
おおむね好感触を得られた印象。日本のメディアのインタビューでも韓国進出を熱望していた
開発陣にとっては、このうえない励みの声となるのでは…? (’-’+
|
|