ファンタシースターシリーズといえば、オンラインゲームの代名詞。
このオンラインゲームと切っても切れないのが『課金』という概念。
毎月規定の金額を支払う『月額課金 (PSO)』や、
リアルマネーを支払いアイテムなど購入する『アイテム課金 (PSP2i)』のほか、
これら双方を掛け合わせた『ハイブリッド課金 (PSU)』などといった
ビジネスモデルがポピュラー。最新作の『Phantasy Star Online 2 (PSO2)』は、
これらモデルのうち『アイテム課金』を採択。
ソーシャルゲームという黄金郷の成功例もあってか
『アイテム課金』といえば堅実に儲かる安全牌といった印象が根強いところ。
しかし、酒井智史プロデューサーのコメントを窺う限り、
必ずしも『アイテム課金』が利益を生むとは限らないのだとか。
基本料金無料による負担は決して少なからぬようでして、
ぶっちゃけ『アイテムを買っていただけると助かります』といった
切実なコメントまで寄せています。
※ 2011年4月9日公開の『PSP2i 開発者インタビュー』より
※ 開発陣からのコメントを、すべて原文まま引用
※ インタビューの原文は、記事末端の『関連リンク』を参照
とんとんか、
ちょっと赤字くらいですね。
まあ、無料アイテムのダウンロード数はすごいんですけどね。
有料と比べると、文字どおり桁が一つ違うんですよ。
インターネットマルチモードは
基本的に無料で提供しているものなので、
サーバーの運営コストはセガが負担しています。
そこを有料ダウンロードアイテムで
まかなえればと思ったんですが、正直言って厳しいレベルでした。
やはりミッションを楽しんでいただくゲームなので、
ミッションの販売はしないというポリシーでやっています。
『4人で進む進化したRPG』って言っておいて、
ミッションを買わないと一緒に遊べないとか、
それはちょっとないなと。
PlayStation Storeでダウンロードできる
ミッションコードの配信はありますけど、それは無料です。
ただ、無料のものが多いほど、
負担になっているのは事実なんですが……。
やはりミッションが一番手間がかかるところなので。
ダウンロードコラボアイテムを、
その分たくさん買っていただければと。
ミッションコードをダウンロードしに来たついでにでも、
ポチっと押してもらえれば、
運営がより長く続けられるようになると思います (笑)
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◆ 集計方法 ・・・ 生涯PSO 読者アンケート 第4弾
◆ 集計期間 ・・・ 2011/09/25 00:00 〜 2011/10/01 23:59
◆ 集計人数 ・・・ 209名
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姉妹作の料金体系
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クライアント
(ソフト本体)
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月額課金
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従量課金
(日割り券)
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アイテム課金
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PSO
(DC)
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6,800円
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400円
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×
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×
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PSOBB Episode 4
(PC)
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3,000円
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1,050円
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105円
(約48時間)
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×
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PSU
(PC/PS2/Xbox 360)
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7,140円
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1,050円
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×
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×
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PSU イルミナスの野望
(PC/PS2)
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5,040円
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1,050円
(無料あり)
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×
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○
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PSU イルミナスの野望
(Xbox 360)
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1,600 MSP
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1,050円
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×
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×
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PSP
(PSP)
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5,040円
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×
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×
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×
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PSZ
(NDS)
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5,040円
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×
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×
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×
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PSP2 / PSP2i
(PSP)
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5,040円
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×
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×
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○
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PSEH
(モバイル)
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×
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×
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×
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○
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PSEP
(PC)
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×
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×
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×
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○
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PSO2
(PC/Vita/iOS/Andriod)
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×
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×
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×
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○
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この『アイテム課金』という
ビジネスモデルを受け入れ難いとする声も少なからぬところで、
生涯PSOが独自に集計したアンケートの結果によると
『68.88% (144/209)』もの回答者が『アイテム課金なし』という
ビジネスモデルを希望するほど。
しかし、参考資料として掲載させていただいた『姉妹作の料金体系 (上記参照)』を
見れば一目瞭然のとおり、ファンタシースターシリーズのビジネスモデルは
時代に即して常々変化。昨今のトレンドからも『アイテム課金』を採択するという道は、
避けては通れぬブーストロード。ひとまず『クローズドβテスト』において、
価格に見合ったコンテンツが売られているか否か、
しっかり自身の眼で見定めたいところ。肯定にせよ、批判にせよ、
あなたの声を届けるのは、それからでも遅く無いのでは…? (’-’+
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