Phantasy Star Online 2 ―― 酒井智史が語る『バリアフリー』のプラン
2012/02/03(金) 00:00

 先ごろ発売された情報誌へと『Phantasy Star Online 2 (PSO2)』の 開発者インタビューが掲載され、酒井智史プロデューサーから 『PSO2』の今後の課題についてコメントあり。

 このほど実施された『α2テスト』において、 これら課題の大半が解決されていた訳ですが、わずかながら 未対応の案件が残されていたことは御存知でしたか…?



※ 2011年10月の情報誌に掲載された、PSO2開発者インタビュー
※ 開発陣からのコメントを、原文まま一部分のみ引用
※ インタビューの掲載誌は、記事末端の『関連リンク』をクリック





『PSO』はSFなので固有名詞が多くなるんです。
世界観を考えると、わかりやすく変えたいと思いながらも
変えたくない部分もあったりします。

また、ネットゲーム用語のような、
慣れている人じゃないとわからないことが
けっこうあるんですよ。

そういう部分のケアが徹底不足だったところは
反省点のひとつだと思っているので、
難しいと思いつつも意識してケアしたいと思います。

1日何十時間もガッツリやらないと
楽しめないゲームではないと思っています。
ある程度、短時間で遊んで、楽しかったねという
ゲームスタイルになっていくのかなと。

そういう意味では、
MMOは拘束がきびしい、と思っている人たちでも、
入りやすいゲームになっていくんじゃないかなと思いますね。

できるだけオンラインゲーム
まだプレイしたことがないという初心者の方でも、
入りやすいゲームになってくれればいいかなと。



 オンラインゲームに不慣れなビギナーのみならず、 プレイに時間を割けないというファンでも 安心して楽しめるよう、ケアを怠ることなく、 バリアフリーなオンラインゲームに仕上げるという マニフェストを掲げた酒井智史プロデューサー。酷評されたインターフェイスを徹底改良して、 要所にチュートリアルまで差し挟むなど、現在実施されている 『α2テスト』の参加者ならば、バリアフリーに取り組む 開発陣の意気込みを肌で感じているところでは…?

 とはいうものの、酒井智史プロデューサーが今後の課題として 挙げていた『固有名詞』など専門用語に対するケアについては、いまだ明確な対応無しといった状況。 いかなる解決策が提示されるやら、今後の動向に注目したいところです (’-’+