Phantasy Star Online 2 ―― 酒井智史が語る『PvP』のプラン
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韓国のゲームイベントとしては最大級を誇る『G-Star 2011』が、2011年11月13日に閉幕。
オンラインゲームのメッカたる韓国に相応しい、オンラインゲーム中心のお祭り騒ぎ。
こちらのイベントに、オンラインゲームの
代名詞たる『Phantasy Star Online 2 (PSO2)』が出展され、
ハングルへと翻訳された『韓国版』が電撃発表されたことは既報のとおり。
このイベントに足を運んでいた酒井智史プロデューサーに、
韓国のメディアがインタビュー。韓国のメディアならではといった
切り口の質問として、いわゆる『PvP (対人要素)』の有無や、
さらなる新作の開発状況など問い掛けられた酒井智史プロデューサー。矢継ぎ早の質問に対する、
酒井智史プロデューサーからの回答は…? (’-’+
※ 韓国メディアによる『PSO2 関係者インタビュー』より
※ 酒井智史プロデューサーのコメントを、特筆事項のみ意訳
※ インタビューの原文は、記事末端の『関連リンク』を参照
韓国のユーザーにとって『PvP』が重要なことは理解している。
ただし、日本では、韓国ほど『PvP』の需要は高くない。
ですから、正式サービスが始まった直後に、
『日本版』に『PvP』を導入する予定はありません。
もちろん『韓国版』のサービスが正式に決まったときは、
『PvP』の導入も視野に入れるつもりです。
※ PvP = いわゆるバトルモードのこと
『PSO2』では、偶発的なイベントが頻繁に発生する。
(−−− 中略 −−−)
インタラプトイベントについても、
発生地点、発生時間、発生確率まで、すべてランダムなので、
開発者ですら展開が予測できない。
(−−− 中略 −−−)
セガでは『PvC (プレイヤー vs コンテンツ)』と呼んでいる。
プレイヤーが、ランダムに登場するコンテンツと戦っている感覚。
開発者はコンシューマで作ってきた人間なので、
コンシューマのノウハウは入っている。
しかし、ゲームエンジンは完全に別物。
新たに開発したもので、従来のゲームエンジンは使っていない。
※ ゲームエンジン = ざっくり言うと、開発用のツール
可能な限り、守備範囲を広げるため研究を続けている。
まだ『これだ』と言うことはできない。
可能な限り、敷居を下げたい。
念のため『DirectX 9』にも対応する。
ファンタシースターシリーズは、
コンシューマでも引き続き展開していく。
心配いりません。
※ コンシューマ = 家庭用ゲーム機
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酒井智史プロデューサーいわく、いわゆる『PvP (対人要素)』の導入は全く考えておらず、
のちのち『韓国版』が提供されることとなった場合のみ、
ふたたび検討が行われるとのこと。ファンタシースターの
対人要素といえば『バトルモード』が
思い浮かぶところですが、どうやらサービスインと
同時期に導入される可能性は限りなくゼロに等しい印象。
余談ながら、さらなる新作の開発状況にも要注目。ファンタシースターシリーズの新作が、
コンシューマに向けて投入されることが確約された恰好。7月発売の情報誌へと掲載された
ファンタシースターチームの求人広告で『開発中のPSO2に加え、
さらなるファンタシースターの開発スタッフを募集』と
告知されたことは既報のとおり (下記の関連記事を参照)。やはり、
すでに新作の開発が進められている…? (’-’+
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