オンラインマルチプレイゲームに意欲 ―― 酒井智史が『NGP』で創るモノ
2011/03/03(木) 00:00

 先ごろ『PSP (PlayStation Portable)』の後継機として発表され、 ゲーマーから注目を集めた『NGP (Next Generation Portable)』なる 携帯機については御存知のことと思われます。

 このたび、2011年3月3日発売の情報誌が『NGP』をクローズアップ。 ゲームクリエイターの皆さんに『NGP』で 創りたいゲームを問い掛けるなか、ファンタシースターシリーズを 指揮する酒井智史プロデューサーから 『次回作』を匂わすコメントが。





Wi-Fiや3G回線の機能に注目しています。
常時接続に近い環境を携帯ゲーム機で構築できれば、
オンラインゲームの可能性がさらに広がると思います。
Nearなどの機能も、オンライン要素と融合させると
おもしろくなると思いますし、
前面のタッチパネルと背面のタッチパッドによって、
直感的かつゲーム的な操作環境が構築できそうです。

(−−− 中略 −−−)

また、据え置きゲーム機への移植が容易になれば、
据え置きゲーム機と携帯ゲーム機の
両方で遊べる作品が出てきそうですね。

自分がNGPでソフトを作るとしたら、
やはりオンライン要素があるマルチプレイゲームを作りたいです。


※ 2011年3月3日発売の『ファミ通 (50P)』より
※ 開発陣のコメントを、文字変換まで含め、すべて原文まま引用
※ 文字の強調色については、生涯PSOが着色したものとなります



 ファンタシースターといえば、オンラインマルチプレイゲームの代名詞。 いずれは『NGP』で、シリーズの新作が発売されることとなるのでしょうか。携帯機での 新作開発につきましては、先日も酒井智史プロデューサーと 寺田貴治シニアディレクターから『PSP3』に対する構想が 語られたばかり (下記の関連記事を参照)。期待に胸が膨らむところ。

 ひょっとすると、携帯機と据置機の双方で楽しめるタイトルとしまして、携帯版の 『PSO2』が発売されるといった可能性も。 先ごろ発表された『PSO2 (αテスト)』の動作環境を窺う限り、 あながち有り得なくもないのでは…? (’-’+