熱気覚めやらぬまま幕を閉じた『CoFesta:Tokyo Game Show 2008(TGS-2008)』ですが、
この現地会場に於いて、あの酒井智史プロデューサーを海外メディアが直撃。
この一部始終を綴る対談記事が、2008年10月16日の早朝(日本時間)より掲載を迎えています。
酒井智史プロデューサーが語る、ファンタシースターシリーズの今後の展望など、
この対談から"特筆事項"をピックアップ。生涯PSOの"意訳"ながらもお届けします。
――対談 in TGS-2008 → ファンタシースターポータブル @ 米国版
■海外メディア(1UP):
『PS2版』との"連動要素"などは…?
□酒井智史プロデューサー:
残念ながら『米国版』に"連動要素"はありません。
ここで云うところの"連動要素"とは『キャラクターインポート』を指します。
※連動ミッションの『イノセント・ガールズ』の配信については言及されず
■海外メディア(1UP):
なぜ『米国版』には"連動要素"がないのでしょうか…?
□酒井智史プロデューサー:
技術的な問題ゆえ。
――対談 in TGS-2008 → 酒井智史プロデューサーの給料とは…?
■海外メディア(1UP):
日本に於いて『PSP』は成功を収めました
□酒井智史プロデューサー:
予想を遥かに上回り、70万本以上を出荷しています。
■海外メディア(1UP):
おお、70万本。フェラーリには乗れましたか?
□酒井智史プロデューサー:
給料は上がっていません(笑)
※中裕司さんの愛車がフェラーリなので、これと掛けたか…?
――対談 in TGS-2008 → ファンタシースターポータブル @ 各国対応版
■海外メディア(1UP):
ソニーの『アドホックパーティ』について予め知らされていましたか?
知らされていたのなら、これをサポートする"コミュニケーション機能"なども…?
□酒井智史プロデューサー:
予め知らされてはいません。
知らされていたら、そういった"機能"を盛り込みたかった。
皆さん同様に発表を受けて知ったので、
そういった機能を『PSP』に取り込みたいとは思っています。
※日本は発売済みゆえ、この機能は『米国版』のみ搭載される…?
■海外メディア(1UP):
『アドホックパーティ』で遊ぶ際はコミュニケーションが困難ですよね。
□酒井智史プロデューサー:
我々も危惧しています。
『PS3』を介した"ボイスチャット"や"定型チャット"に期待しています。
※参考までに『アドホックパーティ』のボイスチャット対応は発表済み
――対談 in TGS-2008 → ファンタシースター @ 今後の展望
■海外メディア(1UP):
『PSP』の成功を"続編"に繋げたいことと思います。
続編は"据え置き機"に準ずる作品となるのでしょうか…?
□酒井智史プロデューサー:
『PSP』を買った(または『PS0』を買う)人々が望むように、
ゲームは"据え置き機"へと戻り、真のネットワークプレイを提供します。
※恐らくは『追加アップデート』を指してのコメント…?
■海外メディア(1UP):
ということは『携帯版』の成否に関らず『据え置き版』も開発される、と。
□酒井智史プロデューサー:
ええ。同様に『携帯版』も拡張していきます。
※つまり『PSP2』または『PS02』も見据えている…?
■海外メディア(1UP):
『携帯版』が『据え置き版』より成功を収めたら『携帯版』がメインとなったり…?
□酒井智史プロデューサー:
我々は双方ともサポートします。
携帯機へと広がることは素晴らしいですが、メインとするのは据え置き機です。
以上が"対談記事"の伝える特筆事項。
酒井智史プロデューサーからのコメントを
窺う限り、お給料は中々上がらないファンタシースターは
『据え置き機』及び『携帯機』を支える二本柱として、
さらなる広がりを見せるのだとか。
ポータブルの好調を受け"完全復活"です。
その先陣を切る『追加アップデート』の続報が待たれるところですが…?(’-’
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