セガの推進する"独立支援プログラム"を受け、昨年春ごろ『株式会社プロペ』を設立。
独立の夢を果たした、ファンタシースターの立役者たる中裕司氏(現:同代表取締役社長)。
後世に名を残す『ファンタシースターオンライン(PSO)』の制作総指揮を執り、
その後継たる『ファンタシースターユニバース(PSU)』ではチーフプロデューサーを務めた、
シリーズの立役者たる同氏に、海外メディアがインタビューを敢行。その模様を一部お伝えします。
――Q2:『プロペ』のスタッフ総数は?
- 回答:中裕司代表取締役社長
- 2007年4月時点で計26名のスタッフを抱えています。
その大半は、既に多くの経験を積んだベテラン(生涯PSO:旧ソニックチームの一部スタッフも?)です。
このほか数名の新卒大学生を雇用しましたが、彼等はゲーム産業に従事した経験はありません。
――Q4:『プロペ』の目指す方向性は?
- 回答:中裕司代表取締役社長
- 私達は"続編"の類を制作するつもりはありません。
オリジナルのエンターテインメントで、世界中の子供を夢で満たすような作品を作りあげたい。
――Q5:(Q4の回答を受け)つまり、ご自身の代表作に再び関わることはない…?
- 回答:中裕司代表取締役社長
- その通り。現在のところ、そのような意志は全くありません。
件の『株式会社プロペ』は『SEGA』との資本提携を結んでおり、
各社の開発は協力体制で行われるほか、その新作は『SEGA』を通じて販売される恰好(プロペ:Q&Aより抜粋)。
斯様な環境にありながらも、自身の代表作たる『ソニック』や
『PSO』といったタイトルに対しては"再び関わる意志はない"と明言する中氏。
ファンタシースターシリーズのファンにとっては残念なコメントですが、
新たなモノ造りに賭ける同社の今後が期待視されます。
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