米メディア『GameSpy』が『TGS-2005』の席において
『PSU』のプロデューサーを務める見吉隆夫氏にインタビューを敢行。
その様子を収めた対談記事が同サイトにて公開中です。
内容的には、米メディア『IGN.com』が先頃掲載した
対談記事[-関連記事1-]と
被る部分も多々見られますが、既報も含めて特筆事項を以下にまとめます。
――『PS2』はハード的に寿命ですが、将来的に別のハードで『PSU』が出る可能性は?
見吉氏:次世代ハードも含め、常にあらゆる可能性を模索しています。
ただ、来年辺りまでは『PS2』がナンバーワンのハードであると考えます。
――『FF11』ではPS2版とPC版のアカウントが共有ですが、『PSU』も同仕様に?
見吉氏:それはまだ決まっていません。
――『ネットワークモード』のデータはサーバとクライアントのどちらに保存されますか?
見吉氏:サーバ側になります。
――『ファンタシースター』は『マスターシステム』以来の豊かな歴史がありますが、
ブランクも長く人気は減少しました。このシリーズは『FF』に並ぶことが出来ると思いますか?
見吉氏:はい。私達はブランド(PSシリーズ)を確立し復興させることで、
かつてのファン層を呼び戻すと同時に、新たなファン層を開拓します。
――ゲームが世界市場に注目されることは重要(売上など)ですが、
『PSU』が世界のユーザーから注目を集める特徴などはありますか?
見吉氏:私達には『SEGA of America』と『SEGA of Europe』から、
各国の市場に何が必要であるかというフィードバックが与えられるので、作品は世界の市場に適正します。
これは、キャラクターデザインからパッケージングまで全てを含んでいます。
声優も同様で、より自然な発音に拘るあまり、アメリカまで収録に向かっています。
―『PSU』を開発する際に、海外産のRPGについて研究しましたか?
見吉氏:勿論です。『WORLD OF WARCRAFT』と『GUILD WARS』などです。
全てのRPGについて研究を行っています。
――それらは『PSU』の開発にどのような影響を及ぼしましたか?
見吉氏:主に『ネットワークモード』に強く影響を与えています。
米国のRPGにはそういった傾向(優れたオンラインRPG)が見られます。
注目すべきは『ネットワークモード(ON)』におけるキャラクターデータの管理体制。
米メディア『EGM』でお馴染みの『1UP.com』による
インタビューの席[-関連記事2-]で語られて以降は
音沙汰無しといった情報だけに不安の募る昨今でしたが、
どうやら一安心の模様です。PS2対応版とPC対応版の両機種による
アカウント共有も実現すると良いのですが、さて…?
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