『TGS-2005』セガブースにおいて9月17日(土)14:45〜15:10のスケジュールで開催された
『ファンタシースターユニバース(PSU)』関連ステージイベントのレポートをお届けします。
同イベントが催されるセガブースの特設ステージ周辺には、開始直前から大観衆が殺到。
人波はブース前方の通路まで溢れかえり、その様子は"イモ洗い"さながらといった状況。
そんな中、特設ステージに設置された巨大スクリーンでは、イベント開幕を告げるカウントダウンが進行。
カウント終了と同時にイベントが始まるといった、期待高まる粋な演出も。
イベントが始まると『PSU』開発陣の見吉隆夫氏、酒井智史氏の両名に続き、
今作のヒロイン『カレン=エラ』役を演じる声優の田中理恵氏が同キャラクターのコスプレで登場。
田中氏は『カレン=エラ』役に抜擢された経緯として、"初めてプレイしたオンラインゲームが
『PSO』で作品の大ファン。『PSU』のオーディションに参加しました。"といった旨を熱くコメント。
続いて、田中理恵氏、見吉隆夫氏、酒井智史氏を交えた面々が『ネットワークモード』のデモプレイを実演。
従来シリーズから進化した6人構成というパーティで、"草原の暴君"こと
ドラゴン『ディ・ラガン』を討伐するまでの一部始終がお披露目されました。
今回のデモプレイでは特別サービスとして、
『ストーリーモード』のキャラクターである『カレン=エラ』が『ネットワークモード』に登場。
同キャラクターを演じる田中理恵氏に操作してもらうといったユニークな試みも見られました。
このほか『ディ・ラガン』との交戦中には、ディレクターの酒井智史氏が無類の『ドラゴンマニア』
であるエピソードも語られ、"ドラゴン酒井"といったニックネームが命名されるといった一場面も。
『キャラクターよりも、ドラゴンを真っ先に作り始める人ですから』とは、
開発陣を束ねるプロデューサーこと見吉隆夫氏による内部告発(笑)。
このほかトークショウで語られた特筆すべき情報などは、既報も含め以下に総括します。
――オンライン:『ネットワークモード(ON)』におけるパーティ構成人数が『6人』に拡張
『ネットワークモード(ON)』におけるパーティ構成の人数枠が『6人』に拡張。
――マシナリー:アイテム生産は『パートナーマシナリー』が担当
『ネットワークモード(ON)』の『マイルーム』に配置される
"進化するロボット"こと『パートナーマシナリー』は"アイテム生産"の役割も担っている。
――オンライン:ボス級エネミーのデータをサーバ側で処理することで『ラグ』を回避
『ネットワークモード(ON)』ではボス級エネミーのデータをサーバ側で管理&処理。
ボス級エネミーの動作は全プレイヤーの間で等しく同期され、ラグが頻発することは無い。
ボス戦における連携プレーが図りやすく、より戦略的なパーティプレイを展開できる。
(※つゆだくさん、メールによる情報投稿ありがとうございました〜)
――バトル関連:幾つかのステータス異常を新たに追加 - 確認されたのは『炎上』状態
幾つかのステータス異常を新たに追加。その一つ『炎上』は、
ドラゴンのブレスなどを受けると付加されるステータス異常。
一定時間、全身が炎に包まれる。(※HPが徐々に減少?)
ユニークなエピソードが盛り沢山のデモプレイが終了すると、イベントの残り時間も極僅か。
ステージイベントの締めとしてプロデューサーの見吉隆夫氏が、
"『PSU』は『ストーリーモード』と『ネットワークモード』2本の柱を中心とした意欲作。
皆さんに楽しんで頂けたらと思います。"といった具合にその胸中を熱くコメント。
熱気冷めやらぬステージを後にしました。
最後に同イベントのグランドフィナーレを飾るサプライズとして、
『THE WORLD OF PSU』と題された最新トレーラー映像が、特設ステージの巨大スクリーンにて本邦初公開。
この映像は先頃公開された『TGS-2005:Trailer』[-関連記事1-]とは全く異なるもので、
同映像中では『PSU』の主題歌と思しき楽曲をBGMとして初お披露目。
その楽曲をBGMとして『ストーリーモード』の主要イベントをダイジェストで紹介するといった内容。
中でも見所は『レンヴォルト=マガシ』と『アルフォート=タイラー』の一騎打ちに、
主題歌のサビにあわせて『イーサン=ウェーバー』が加勢に入り、2対1の壮絶な殺陣を繰り広げるといったイベントシーン。
映画『スターウォーズ:EP1』における『ダース・モール』、『クワイ=ガン・ジン』、
『オビ・ワン=ケノービ』による2対1の殺陣シーンすら顔負けといった印象の熱い連携プレイからは、その演出に掛ける意気込みの程がヒシヒシと伝わります。
以下に同映像中で明かされた特筆事項を総括。
――マシナリー:『パートナーロボット』は武器系統のパラメータも管理する…?
『マイルーム』において『パートナーマシナリー』と接するシーンの中で、
画面右上のウィンドウに『打撃系+1』、『射撃系−1』、『法撃系−1』
といった具合にパラメータが表示され、その数値が変動する様子を確認。
『パートナーマシナリー』には何らかのパラメータを管理する役割も…?
(※数値の変動は見間違いかも…。)
――マシナリー:育成次第で『パートナーロボット』の形状が多彩に変化…?
『マイルーム』において『パートナーマシナリー』と接するシーンの中で、
『パートナーロボット』の形状が『3頭身程の少女(?)』に変化する様子を確認。
変化前は従来シリーズで御馴染みの『マグ:サビトリ』のようなイメージ。
(※うーん…これまた見間違い…なのか…?)
予想に反して『ネットワークトライアル』の開催告知といった
サプライズこそ見られずも、『ネットワークモード』のデモプレイをはじめ、
最新トレーラー『THE WORLD OF PSU』の上映など見所満載といった印象の同イベント。
各報道機関を除いては撮影禁止といったルールの中で行われたこともあり、
イベントの様子を写真でお伝えすることは出来ませんが、
当日会場に足を運べなかった方々に、その熱気が多少なりとも伝われば幸いです。
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