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PSO史上"最狂"の難易度を御覧あれ - 「幻界の果てに 4」探索レポート
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剿レは覚めていた。だが、それは紛れも無く"悪夢"だった。
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「DC:PSO」の登場から今日までに配信されたオンラインクエストは数有れど、
これだけの難易度を誇るクエストは存在しなかったと記憶しています…多分。
そのクエストは「幻界の果てに 4」。
難敵犇く「制御塔」を舞台に展開される、EP2殲滅クエストの最新版。
今回の「日々是ラグオル」は、同クエストのレポートをお届けします。
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劼東塔」及び「西塔」のエネミーを殲滅せよ
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クエストの舞台は「制御塔」。お馴染み「東塔」と「西塔」を制圧するのが目的となります。
塔内ではリューカーやテレパイプの使用が制限されており、ラボへの帰還手段は徒歩または全滅に限られます。
それぞれの塔は1〜10Fの計10フロアで構成されており、各々の最上階(10F)には
殲滅クエスト恒例の"湧き部屋"が待ち構えています。
この"湧き部屋"。二段構えというのは今回のクエストが初の試み。
通常視点&敵が多めという設計はEP1殲滅クエスト「夢幻のごとく」でも散見されましたが、
正規の"湧き部屋"という括りで考えると中々に新鮮で、攻略意欲を掻き立てられます。(←単純)
さて、今回のクエストでは、「幻界の果てに 3」で導入された新システム
「バリアフィールド」に変わり、「ブレッシング」なるガードシステムを新たに導入。
詳細は後述しますが、一口で言えば"オートガード"なんですよ、コレ。
クエスト開始時にチーフから手渡される"アミュレット"が媒介となるので、設定を確認しておきましょう。
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■セーフティロックは健在。オート仕様の「ブレッシング」には必要無い気も?
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剞Vシステム:ガードアクション「ブレッシング」とは?
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まず、「ブレッシング」は各塔で発動条件が異なります。
初めに訪れる「東塔」では「ブレッシング」の任意使用が不可能で、
発動に到るプロセスが自動化されているのが特徴。
塔の1Fに設置されている端末を起動後、
凡そ3分毎に約30秒間の無敵状態へ突入するといったお手軽仕様が「東塔」のウリでして、
任意での使用こそ不可能ながら、使用回数に制限が設けられていないメリットが頼もしく、
時間さえ惜しまなければ常時無敵で突き進む事も可能となっています。
但し、発動中にPBを使用すると、エフェクトはそのままに無敵状態だけが解除されてしまいます。
これは「幻界の果てに 3」から確認されている現象だけに、
実はバグではなく仕様だったりする可能性もあるのですが…どうなんだろう?
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■起動後、3分程の間隔で「ブレッシング」が発動。約30秒間の無敵状態に。
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■一定間隔で発動するオート仕様ながら、無制限に使用可能というメリットも。
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剞Vシステム「薬販売機」でアナタもマグもクスリ漬け
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らりほ〜お花畑がみえるぅぅ(// ▽ //)わぁぁぁいい♪
お見苦しいところをお見せしました。
え〜と、今回のクエストでは「薬販売機」なる代物が導入されています。
こちらは塔の中で回復アイテムが買えるという、まあ平たく言えば自販機そのものなワケですが、
「モノメイト」や「モノフルイド」といったマグブリーダー御用達の
アイテムが常時補給できるという旨味もあったりします。
いや、むしろコチラがメインの用途という話もチラホラと聞かれたり…。
ただ、価格が若干割高でして、例えばモノメイトが75メセタ、
ムーンアトマイザーが530メセタ、スターアトマイザーが7500メセタといった具合に、
アイテム毎に一定のマージンが掛けられており、ボッタクリといった印象は否めません。
とはいえ、帰還手段の限定された塔内においては唯一の補給ポイントとなるだけに、
メセタの許す限り有効に活用したいところであります。
ところで、このマージン。やはりラボの懐に入るのでしょうか?
エリの前例があるだけに、ラボの人間はどうにもがめつい印象です。
チーフめ、セコイ真似を…(T▽T)
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■アイテムの補給は「薬販売機」で。
価格は若干高め。セコイよ、チーフ…(T_T)
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劼東塔」最上階の悪夢 - 混戦パーティを侮る無かれ
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「東塔」の最上階(10F)には第一の"湧き部屋"が。
出現するエネミーは、デルバイツァ、レコボクス、レコン、メリカロル、メリキュス、メリクル、
ギ・グー、ギブルス、イルギル、デルリリー、イプシロン。
これらが入り混じっての大攻防戦が展開されます。
PSO史上"最狂"の難易度を誇るクエストと称されるだけあり、
「ブレッシング」の発動タイムを除いてはマトモに立ち回ることすら困難でしょう。
視点の関係上、周囲への索敵が疎かになりがちで、視界外からメギド(デルリリー)や炸裂弾(ギ・グー)が飛んで来るのは日常茶飯事。
ちなみに、写真では視点が通常に戻っていますが、これはアッサリと全滅したためです。
すみません…ちょっと舐めすぎてました、ハイ(T▽T)
ちなみに、「西」の最上階はもっとヤバイです。
アレと比べたら「東」なんぞ"エネミー幼稚園"といった具合でしょうか。
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■「イプシロン」が3体同時に出現。
後半の切れっぷりに比べれば生温い…!?
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剔アいて「西塔」の1Fに転送 - クセの強い「ブレッシング」には要注意
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「東塔」の"湧き部屋"を殲滅させると、ここ「西塔」への転移ゲートが開きます。
「西塔」では、命綱となる「ブレッシング」の発動条件が少々厄介なので、
慣れるまでは「ブレッシング」に対して過度の期待を抱かないことが重要です。
発動させるためには、一定間隔でフロア上の何処かに出現する"フォトンの光球"を破壊し、
そこから溢れ出すフォトンに触れる必要があります。
この光球自体は無制限に湧いてくるのですが、出現ポイントがアベコベでして、
必ずしもキャラクターの近くに出現するとは限りません。
また、遠くから銃で破壊するとフォトンに触れ損ねる結果となり、無敵が発動しないといったケースも。
混戦時には特に注意する必要があるでしょう。
当然、こちらもPBを使用すると効果が解除されるため、暴発にはくれぐれもご注意を。
無理に狙わずとも良いのですが、"湧き部屋"ではほぼ必須です…無いと終ってます。
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■西塔における「ブレッシング」発動の鍵となるフォトンの光球。破壊すると→
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■辺り一面にフォトンが流出。
この光に触れる事で「ブレッシング」が発動する。
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劼西塔」最上階の悪夢 - 「ブレッシング」のチャンスは死んでも掴み取れ!
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「西塔」最上階には、この過酷なクエストのフィナーレを飾る決戦の舞台"湧き部屋"が。
「東塔」の"湧き部屋"と比べて更に厳しいと言われる所以は、そのエネミーの配置もさることながら、
「ブレッシング」の発動タイミングの厳しさにあると言えます。
視界の良い通常フロアでさえ光球の位置を把握するのは厳しいのですが、
こちらは"湧き部屋"独自の煽り視点となるため、その視認は更に困難を極めます。
また、光球を発見しても、破壊するために接近する段階でエネミーに阻まれたり、
乱戦時の誤射により光球が飛び散ってしまい触れることすら叶わないといったケースが頻発。
光球が目前に見えているのにイルギル数体に嬲られ続け、
あまつさえ光球が飛び散った時のアノ絶望感。
例えるなら、赤箱を目の前に回線切断されるが如く…。
光球を確認した時は、ショートカットを利用して"光球行くから援護お願い!"と周囲に
呼び掛けるのがベターでしょうか。無論、無敵が発動した際にはパーティの盾役としてサポートに徹する事もお忘れなく。
とはいえ、例え無敵が発動しても、エネミーの圧倒的な攻勢の前には、
まさに"焼け石に水"といった印象。イルギル数体とイプシロンの混合パーティなどは生温いほうで、
3〜4種混合の10体同時出現などは当たり前。
PSO史上最高難易度を誇る驚異の"湧き部屋"。ユーザー諸氏は必見です…!
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■「イルギル」6体とデルリリーの混合パーティに注意。
無敵を活かして盾役に。
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刳エ想とか
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今回のクエスト。特に"湧き部屋"で実感するのですが、
重要なのはレベルや装備ではなく、何よりも仲間(パーティ)の存在だと改めて再認識。
俗に強装備と呼ばれる「スプニ」や「フロシュ」などの"実用三大レア"を取り揃えても、
今回ばかりは余裕など微塵も感じられないでしょう…。
無論、立ち回りに優れたスキルフルなプレイヤーも例外なく。
今回、HPが1000以下のメンツが二人。
私のキャラはLv198ですが、マテリアル摂取数0なのでHPは1300。
ステータスも総計値ではLv170前後のキャラクターと同程度といった具合。
お世辞にも立ち回りのセンスがあるとは言えない私ですが、
それでも何とか戦い抜けたのは周囲の助力があればこそ。
一人より二人。二人より四人。アッシュよろしく、背中を守って守られたいと感じたクエでした。
敵の配置上、レア狙いで殺伐としたプレイになる方も多いと思われますが、
是非パーティを組んでこの連帯感を肌で感じてみて下さい(≧▽≦)b
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